TOP > お知らせ > 【実践型教育の実例をご紹介します】グラフィックデザイン学科の学生が ザ?プレミアム?モルツ東北限定缶 をデザイン
23.07.03
グラフィックデザイン学科がサントリーとコラボしてデザインした「ザ?プレミアム?モルツ 東北祭デザイン缶」の販売が開始されました。山形花笠まつりや仙台七夕まつりなど、東北6県の夏祭りが描かれています。
サントリーさんよりパッケージに用いるイラストデザインの依頼をいただくのは今年で3回目。東北出身の学生6名が、それぞれ出身地のお祭りをイラストにデザインしました。(青森出身の学生が青森ねぶた祭のイラストを、岩手出身の学生が盛岡さんさ踊りのイラストを、というように、出身地のお祭りをそれぞれ担当している点が楽しいこだわり)
合計100を超えるデザイン案のなかから、最終的に今回採用された6案が選出されました。
6月末に行った記者発表では、これまでのプロセスとデザインコンセプトなどをお話しし、
東北各県のメディアで取り上げられました。
tbc東北放送~絆みやぎch~
AAB秋田朝日放送
福島中央テレビ
大学での学んでいることに、社会を動かす力があるということを、実体験を通して体感できる。
すごいと思いませんか。
ちなみに、今回の取り組みがスタートしたのは昨年の11月。
サントリーの方々から直接、サントリーが大切にしていること、東北祭デザイン缶をどんな商品にしたいかなどをお聞きしました。
そして、2022年にデザインを担当した上級生が、作業で大変だったこと、得られたことなどを順にアドバイス。
「高校生のときにこの取り組みを知って、自分も参加したくてグラフィックデザイン学科を志望したんです」
「家族や親戚、地元の友だちなど、みんなに喜んでもらえました」
「就職活動用のポートフォリオに入れておくと、面接では必ず目を留めてもらえて。就職活動にとても役立ちました」
などなど、当事者だから分かる、大変だったけれど参加できて良かった!を熱く語っていました。
コンペで勝ち残り、制作メンバーに選ばれることは、グラフィックデザイン学科の学生の目標となりつつあります。
芸工大には企業や自治体からさまざまな相談が寄せられています。学生はそれらに、授業やプロジェクトで関わっています。この学外プロジェクトへの関わりを通して、社会で本当に必要とされる力を身に付けています。
東北祭デザイン缶は、東北限定、8月上旬までの販売となります。
(ぜひおうちの方におすすめください)