[優秀賞]
矢口夏梨|「イイ」わたし
山形県出身
金林剛ゼミ
ドラマと脚本
心から「イイ」と想うモノをちゃんと追いかけるのならば、それはどんな様でも「『イイ』わたし」なんだ。それを少しでも感じて夢を語りたくなっていただけたらとおもいます。
金林剛 准教授 評
「自己実現」という等身大の課題に真正面から向き合い、全四話完結の脚本を書き上げた。そして、エピソード1ではショートドラマの監督を務め、あの暑かった夏は遠く過ぎ去り、秋の訪れとともに撮影を続け、試行錯誤の末に作品を完成させた。矢口夏梨らしい小気味よいテンポとセリフ回しに、観客はいつしかもう一人の自分と対話し始める。「私のかっこいいってなんだろう?」——そのワードが脳内を駆け巡り、理想と現実が交錯する中で、観る者に問いを投げかける。紡ぎ出された世界は、理想を追い求める現実の中で揺れ動く。観る者はその揺らぎを共有し、自らの理想と現実の狭間を見つめ直す。それは単なる物語ではない。まもなく春が訪れる。理想を追い求める旅路は、果てなき道へと続いていく——すすめ、矢口夏梨。
そう、君が踏み出す新たな一歩こそが、世界の色を変えるのだから。