[優秀賞]
長岡大樹|ぼくのデータ
山形県出身
松村茂ゼミ
野球を続ける子どもが少なくなっていることを背景に、少年野球の指導に対する考え方や関わり方が多様化していることを課題に取り上げ、子どもが野球を楽しめる環境づくりを目的に、データを使う新指導法を提案した。効果として、子どもの野球に対する意識が前向きになり、保護者にも子どもの意識が変わった点が評価された。また、新指導法をマニュアル化し山形市内の少年野球チームにプレゼンを行い社会実装化させた。
松村茂 教授 評
少年野球人口が減少傾向にある。デジタルネイティブキッズたちは動画を活用したセルフチェックのできる練習方法を待っている。一方でデジタル化の波を感じつつ指導方法に戸惑う指導層の実態がある。両者を結ぶ新しい指導方法を数々の実験から提案した本卒制は双方から高い評価を得た。山形県から第2の大谷翔平が生まれる。